「その2」カテゴリーアーカイブ

B31 再帰代名詞 三人称

Erika iradas al lernejo kun sia frato.
エリカは自分の弟と学校に通います。


音声読み上げ

★ 主語が三人称の場合に、その文の中で「自分/自身」にあたる代名詞が再帰代名詞 si で、前置詞の後の主格 (si)、形容詞語尾をつけて所有を表す (sia)、対格 (sin) の形で使われます。

Erika iradas al lernejo kun ŝia frato.
エリカは(だれか別の)彼女の弟と学校に通います。
Erika iradas al lernejo kun sia frato.
エリカは自分の弟と学校に通います。
Tiu viro banis sin.
その男性はお風呂に入った。
Ŝi tro amas sian filon.
彼女は息子を溺愛しています。
Ili respektas sin reciproke.
彼らはお互いに尊敬しあっています。

★ 副詞 mem を加えると、意味が強くなります。
Tomoko kuiris tagmanĝon por si mem.
トモ子は自分自身のために昼食を作りました。

★ 再帰代名詞は主語には使われません。
Li kaj liaj amikoj venis.
Li kaj siaj amikoj venis. ×
彼と彼の友達が来ました。


iradi 通う/ bani sin 入浴する/ respekti 尊敬する/ reciproke お互いに/ mem 自身/ levi 挙げる/ mano 手/ instrui 教える/ matematiko 数学/ rememori 思い出す/ juneco 若い頃/ profunde 深く/ prezenti sin 自己紹介する/ multekosta 高価な/ ringo 指輪


練習問題

次の(  )にあてはまる単語を書きましょう。

(1) 彼女は自分のために高価な指輪を買いました。
Ŝi aĉetis multekostan ringon por (   ) mem.

(2) 彼は自分の母親と暮らしています。
Li loĝas kun (    ) patrino.

(3) 彼は自分の息子に数学を教えました。
Li instruis matematikon al (    ) filo.

(4) どの生徒も手を挙げました。
Ĉiu lernanto levis (     ) manon.

(5) その年老いた女性は、自らの若い頃を思い出しました。
Tiu maljunulino rememoris (     ) junecon.

(6) その少年は自己紹介をしました。
Tiu knabo prezentis (    ).

(7) 彼らは深く愛し合っていました。
Ili profunde amis (    ) reciproke.


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B30 受身

La bildo estas pentrita de mi.
その絵は、私によって描かれたものです。


音声読み上げ

★ 表題の文中 pentrita は 動詞 pentri から作られた受動の完了を表す分詞形容詞です。 pentr--it-(完了)と -a を組み合せて作られています。これを動詞 esti とともに用いて、完了の受身を表す文ができます。

La bildo estas pentrita de mi.
 その絵は私によって描かれたものです。

de mi のように de を使って動作の主を表します。
「私」(mi)を主語にした能動の文は、次のようになります

Mi pentris la bildon.
 私がその絵を描きました。

★ 「進行」の受動分詞形容詞を用いると進行中の受身になります。

La bildo estas pentrata de Masao.
 その絵はまさおによって描かれている最中のものです。

(再掲、初出B25課)

  受動
完了 -it-
されてしまった
継続 -at-
されている
未然 -ot-
されようとする

traduki 翻訳する/ fermi 閉める、閉じる


練習問題

能動の文から、受身の文を作りましょう。

(1) Masato pentris la bildon.
 Masato estas pentrinta la bildon.

 La bildo estas(         )de Masato.

(2) Noriko legis la libron.
 Noriko estas leginta la libron.

 La libro estas(       )de Noriko.

(3) Noriko tradukis la leteron en Esperanton.
 Noriko estas tradukinta la leteron en Esperanton.
 La letero estas(          )de Noriko en Esperanton.

(4) La lernantoj lernas Esperanton.
 La lernantoj estas lernantaj Esperanton.
 Esperanto estas(        )de la lernantoj.

(5) Ĉiuj konas la sinjoron.
 La sinjoro estas(       )de ĉiuj.

(6) Oni fermis la pordon.
 La pordo estas(        ).

Onĉjo diras oni は人物を明示せずに主語となる人称代名詞です。受身では de oni と表す必要はありません。(6) の2つの文は、日本語の「戸が閉まっている」との意味になります。

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B29 複合時制 2

Masao estas leganta la libron.
まさおはその本を読んでいる最中だ。


音声読み上げ

★ 表題の文中 leganta は 動詞 legi から作られた「継続」を表す分詞形容詞(能動)です。leg--ant-(継続)と -a を組み合せて作られています。これを動詞 esti とともに用いて、進行中を表す文ができます

Masao estas leganta la libron.
まさおはその本を読んでいる最中だ。

★ 「未然」を表す能動の分詞形容詞 legonta を動詞 esti とともに使うと、これから起ころうとしていることを表す文になります。
Masao estas legonta la libron.
まさおはその本をこれから読もうとしている。

★ 時に関する副詞を使う次の言い方でも、完了・進行・未然に類似する意味を表せます。こちらがよく用いられます。

Masao jam legis la libron.
まさおはすでにその本を読んだ。
Masao nun legas la libron.
まさおは今その本を読んでいる。
Masao tuj legos la libron.
まさおはすぐにその本を読むだろう。


gazeto 雑誌/ bildo 絵/ pentri 絵をかく、描く/ telefone 電話で/ tiam そのとき/ reveni 戻る/ aŭskulti 聴く


練習問題

「進行中」を表す文を、分詞形容詞(能動)を用いて、完成させましょう。後半の問題では適切な形で動詞 esti を用いてください。

(1) のり子はその手紙(letero)を読んでいる最中です。
Noriko estas(        )la leteron.

(2) のり子は雑誌(gazeto)を読んでいる最中です。
Noriko estas(        )gazeton.

(3) のり子は絵(bildo)を描いて(pentri)いる最中です。
Noriko estas(          )bildon.

(4) のり子は電話で(telefone)話して(paroli)いる最中です。
Noriko(      )(          )telefone.

(5) のり子はそのとき、電話で話している最中でした。(過去)
Tiam Noriko(      )(          )telefone.

分詞形容詞を使う文と類似の意味を、それを使わずに時に関する副詞を使う文で表しましょう。

(1) Masato estas reveninta hejmen.
まさとはすでに帰宅しました。
Masato (    )(        )hejmen.

(2) Noriko estas aŭskultanta radion.
のり子は今、ラジオを聴いています。
Noriko (    )(          )radion.


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B28 複合時制 1

Masao estas leginta la libron.
まさおはその本を読んでしまっている。


音声読み上げ

★ 表題の文中 leginta は 動詞 legi から作られた「完了」を表す分詞形容詞(能動)です。
leg--int-(完了) と -a を組み合せて作られています。これを動詞 esti とともに用いて、完了を表す文ができます。

Masao estas leginta la libron.
 まさおはその本を読んでしまっている。

★ 上の文は、述語が estas と現在形ですから、今時点のことを述べています。次の文は、それぞれ、過去のこと、未来のことになります。esti の動詞語尾に注目してください。

Masao estis leginta la libron.
 まさおはその本を読んでしまっていた。(過去のこと)
Masao estos leginta la libron.
 まさおはその本を読んでしまっているだろう。(未来のこと)

(再掲、初出B24課)

  能動
完了 -int-
してしまった
継続 -ant-
している
未然 -ont-
しようとする

raporto 報告/ flughaveno 空港/ alveni 到着する/ fini 終える


練習問題

「完了」を表す文を、分詞形容詞(能動)を用いて、完成させましょう。後半の問題では適切な形で動詞 esti を用いてください。

(1) まさとはその手紙(letero)を読んでしまっている。
 Masato estas(        )la leteron.

(2) まさとは手紙を書いて(skribi)しまっている。
 Masato estas(          )leteron.

(3) まさとは報告(raporto)を書いてしまっている。
 Masato estas(          )raporton.

(4) まさとはその仕事(laboro)を終えて(fini)しまっている。
 Masato estas(        )la laboron.

(5) のり子はその本を読んでしまっている。(今の時点)
 Noriko(      )(        )la libron.

(6) のり子は昨日その本を読んでしまっていた。(過去のこと)
 Hieraŭ Noriko(     )(        )la libron.

(7) のり子は明日その本を読んでしまっているだろう。(未来のこと)
 Morgaŭ Noriko(     )(        )la libron.

(8) エリカは空港に着いて(alveni)しまっている。(今の時点)
 Erika(     )(          )al la flughaveno.


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B27 分詞 4

surprizite
驚かされて、びっくりして


音声読み上げ

★ 分詞接尾辞に副詞語尾 -e をつけると、「~しようとして、~しながら、~してしまって」との言い方ができます。

Legonte ĵurnalon, la maljunulo prenis okulvitrojn.
新聞を読もうとして、その老人はめがねを取った。

Aŭskultante radion, Noriko skribas leteron.
ラジオを聴きながら、のり子は手紙を書いている。

Perdinte la vojon, Miho petis helpon de pasanto.
道に迷ってしまって、みほは通行人に助けを求めた。

受身の例は

Informite pri la kunsido, Satoru ĉeestis ĝin.
その会合について知らされて、さとるはそれに出席した。

Surprizite Makoto malfermis la okulojn larĝe.
びっくりして(驚かされて)、まことは目をみはった。

(再掲、初出B24課、B25課)

能動 受動
完了 -int-
してしまった
-it-
されてしまった
継続 -ant-
している
-at-
されている
未然 -ont-
しようとする
-ot-
されようとする

-a 形容詞、-o 名詞(人)、-e 副詞(分詞構文)


ĵurnalo 新聞/ pasanto 通行人/ okulvitroj (複数) めがね/ preni 取る/ larĝe 幅広く/ lavi 洗う/ manĝilo 食器/ perdi 失う/ monujo 財布


練習問題

1.適切な接尾辞と副詞語尾を用いて、(   )に単語を記入しましょう。
(1) (        )la ĵurnalon, Masato metis ĝin sur la tablon.
新聞を読んでしまって、まさとはそれをテーブルの上に置いた。
(2) (        )radion, Noriko lavas manĝilojn.
ラジオを聴きながら、のり子は食器を洗っている。
(3) (        )leteron al Miho, li serĉis ŝian adreson.
みほに手紙を書こうとして、彼はみほの住所を探した。
(4) (        )pri la akcidento, Satoru ŝanĝis la planon.
事故について知らされて、さとるは計画を変更した。

2.適切な接尾辞と形容詞語尾を用いて、(   )に単語を記入しましょう。
(1) 眠っている子ども (dormi)(         )infano
(2) 愛されている子どもたち (ami) (        )infanoj
(3) 失われた財布 (perdi)  (        )monujo
(4) 建てられようとする家 (konstrui) (           )domo


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B26 分詞 3

Doktoro Esperanto
エスペラント博士


音声読み上げ

Esperanto という単語は「希望する人」を意味しています。
動詞 esperi(希望する)と「~する人」を意味する接尾辞 -anto(接尾辞 -ant-+名詞語尾 -o )とが組み合わされてできています。

★ 能動の分詞接尾辞と名詞語尾 -o により「~する人、~した人、~しようとしている人」を表します。
lernanto 生徒 (学んでいる人)
parolanto 話し手 (話している人)
mortinto 死者 (死んでしまった人)
parolonto 話そうとしている人

★ 受動の分詞接尾辞と名詞語尾 -o により「~される人、~された人、~されようとしている人」を表します。
konato 知人 ((他者に)知られている人)
amato 恋人、愛人 ((他者に)愛されている人)
interesito 関心のある人 (関心を惹かれた人)
ekzamenoto 受験予定者 (試験されようとしている人)

Onĉjo diras ザメンホフは、エスペラント博士という筆名を使って国際語を発表し、それがことばの名前になりました。

morti 死ぬ/ interesi 興味を持たせる、関心を持たせる/ prezidi 司会する/ kunsido 会合/ radio-elsendo ラジオ放送/ ĉeesti 出席している(ĉe + esti チェ エスティ)/ rakonto 物語


練習問題

1.それぞれの文の動詞から、~した人、~している人、~しようとする人などの単語を作り出して(   )に記入しましょう。

例 Mi lernas en la lernejo. ⇒ 学んでいる人、生徒
  ( lernanto )
(1) Li prezidas la kunsidon. ⇒ 司会している人、司会者
  (            )
(2) Li aŭskultas la radio-elsendon.  ⇒ 聴いている人、聴取者
  (            )
(3) Li ĉeestas en la kunsido. ⇒ 出席している人
  (            )
(4) Li ĉeestis en la kunsido. ⇒ 出席した人
  (            )
(5) Li ĉeestos en la kunsido. ⇒ 出席する予定の人
  (            )

2.それぞれの文の動詞から、~されている人、~された人、などの単語を作り出して(   )に記入しましょう。
(1) Mi konas la sinjoron. ⇒ 知られている人
  (           )
(2) La rakonto interesis min . ⇒ 関心を惹かれた人
  (           )


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B25 分詞 2

ŝatata kanto
好まれている歌、好きな歌


音声読み上げ

★ 動詞の語根に続けて、動作を受ける側の完了、継続、未然を表す分詞接尾辞(受動)があります。

受動
完了 -it-
されてしまった
継続 -at-
されている
未然 -ot-
されようとする

★ 形容詞語尾 -a を付けると形容詞として使えます。

skribita letero 書かれた手紙
skribata letero 書かれている手紙
skribota letero 書かれようとしている手紙

例)
uzita aŭto 使われた車、中古車
ŝatata kanto 好まれている歌、好きな歌

日本語では好きな歌と言いますが、歌が、好むという動作を受ける対象なので、エスペラントでは、受動の分詞接尾辞 ŝatata を用います。 Akiko2

★ 動作主は前置詞 de を用いて表します。

letero skribata de knabo 少年によって書かれている手紙


uzi 使う/ ŝati 好む


練習問題

1.受身の形に注意して形容詞を作り(  )に記入しましょう。

例 Mi legas la libron.  ⇒ 読まれている本
( legata  ) libro

(1) Mi legis la libron.  ⇒ 読まれた本
(         ) libro

(2) Mi legos la libron.  ⇒ 読まれるであろう本
(         ) libro

(3) Mi konas la sinjoron. ⇒ 知られている紳士
(         ) sinjoro

2.動詞 skribi(書く)の語根に適切な分詞接尾辞をつけ、letero を修飾する形容詞を作り、(   )内に記載しましょう。

〔絵 沢さちこ〕
〔絵 沢さちこ〕
letero letero letero
(    ) skribata (    )
de knabo de knabo de knabo

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B24 分詞 1

dormanta bebo
眠っている赤ちゃん


音声読み上げ

★ 動詞 dormi(眠る)と接尾辞 -ant- と形容詞語尾 -a とが組み合わされて dormanta (眠っている)という分詞形容詞ができます。
dormanta bebo 眠っている赤ちゃん
dormanta patrino 眠っている母親
dormantaj katoj 眠っているねこ(複数)

-ant- を含め、次にあげる接尾辞を動詞の語根に続けて、動作を行う側の完了、継続、未然の別を表します。
 分詞接尾辞(能動)と呼びます。

  能動
完了 -int-
してしまった
継続 -ant-
している
未然 -ont-
しようとする

la pasinta jaro 過ぎ去った年、去年
la venonta jaro やって来る年、来年
knabo skribinta leteron 手紙を書いてしまった少年
knabo skribanta leteron 手紙を書いている少年
knabo skribonta leteron 手紙を書こうとしている少年

分詞形容詞 skribinta は、関連する語 leteron を伴うので、修飾する名詞 knabo の後ろにおきます。

Akiko2

printempo 春/ trajno 列車/ folio 葉/ fali 落ちる


練習問題

適切な分詞接尾辞と形容詞語尾を用いて、(   )に日本語の意味に相当する単語を記入しましょう。

例 Avino dormas.   ⇒ 眠っているおばあさん(祖母)
  ( dormanta ) avino
(1) Knabino ludas.   ⇒ 遊んでいる少女
 (           ) knabino
(2) Knabino kantas.   ⇒ 歌っている少女
 (           ) knabino
(3) Birdoj flugas.   ⇒ 飛んでいる鳥(複数)
 (           ) birdoj
(4) Printempo venos.   ⇒ やってくる春、来春
 (           ) printempo
(5) Trajno ekiros.   ⇒ 出発しようとしている列車
 (           ) trajno
(6) Trajno alvenis.   ⇒ 到着した列車
 (           ) trajno
(7) Trajno veturas.   ⇒ 走っている列車
 (           ) trajno
(8) Folioj falis.   ⇒ 落ちた葉(複数)、落ち葉
 (           ) folioj


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B23 対格の使い方 2

Erika partoprenis en Universala Kongreso de Esperanto tri fojojn.
エリカは世界エスペラント大会に3回参加しました。


音声読み上げ

★ 前置詞代用の対格は、en, dum のほか、次のような場合に使われます。

(3) 回数、数量、金額など

Erika partoprenis en Universala Kongreso de Esperanto tri fojojn.
エリカは世界エスペラント大会に3回参加しました。

La kriptomerio estas 20 metrojn alta.
その杉の木は高さが20メートルあります。

Tiu nova vortaro kostas kvin mil enojn.
その新しい辞書は5000円です。

★ 上記の文章は前置詞 je を使って以下のようにも言えます。

Erika partoprenis en Universala Kongreso de Esperanto je tri fojoj.

La kriptomerio estas je 20 metroj alta.

Tiu nova vortaro kostas je kvin mil enoj.

★ 場所を表す副詞に対格語尾 -n をつけると、移動の方向や目標をあらわします。

La kajto flugis alten kaj alten.
たこは高く高く飛びました。

Mi iris hejmen tuj post la kunsido.
私はその会合の後すぐに帰宅しました。


fojo 回、度/ kriptomerio 杉の木/ kosti ~の値段だ/ kajto たこ/ kabuko 歌舞伎/ hejme 家で/ hejmen 家へ


練習問題

前置詞の代わりに対格を使った文章に書きかえましょう。

(1) La valizo pezas nur je kelkaj kilogramoj.
その旅行カバンは重さ数キログラムしかありません。

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(2) La strato estas je kvin metroj larĝa.
その通りは幅5メートルです。

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(3) Por la unua fojo Tibor vidis kabukon en Tokio.
ティボールははじめて東京で歌舞伎を見ました。

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(4) La nova turo estas je 634 metroj alta.
その新しいタワーは高さが634メートルあります。

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(5) Mi iras al hejmo.
私は帰宅するところです。

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B22 対格の使い方 1

Ni eklaboris la 4an de januaro post la novjaraj ferioj.
私たちはお正月休みの後1月4日に仕事を始めました。


音声読み上げ

★ 前置詞の代わりに対格語尾 –n を使うことが出来ます。
 主に次のような場合に使われます。

(1) 日付など時を表わす en の代わり

Ni eklaboris en la 4a de januaro post la novjaraj ferioj.
Ni eklaboris la 4an de januaro post la novjaraj ferioj.
 私たちはお正月休みの後1月4日に仕事を始めました。

En la lasta somero Noriko vojaĝis al Vjetnamio.
La lastan someron Noriko vojaĝis al Vjetnamio.
 この前の夏、のり子はベトナムに旅行しました。

(2) 期間 dum の代わり

Dum tuta nokto Satoru okupiĝis pri la hejmtasko.
Tutan nokton Satoru okupiĝis pri la hejmtasko.
 さとるは夜通しその宿題にかかりきりでした。

Ni laboras dum kvin tagoj semajne.
Ni laboras kvin tagojn semajne.
 私たちは週に5日働きます。


novjara 新年の/ Vjetnamio ベトナム/ okupiĝi 従事する/ hejmtasko 宿題/ projekto 企画/ naturplena 自然が豊かな


練習問題

対格を使って文章を書きかえましょう。

(1) Someraj ferioj de la lernejo komenciĝas en la 21a de julio.
 その学校の夏休みは7月21日に始まります。

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(2) Dum du monatoj ili laboris por la nova projekto.
 2ヶ月間彼らはその新しい企画のために働きました。

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(3) Dum tridek jaroj mi loĝas en la naturplena vilaĝo.
 私は30年間その自然が豊かな村に住んでいます。

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(4) Li estos for de la hejmo dum kelka tempo.
 彼はしばらく家を留守にするでしょう。

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(5) Mia filino naskiĝis en la 29a de februaro.
 私の娘は2月29日に生まれました。

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